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日本設計之星訪談:中野築月

意味に対して視覚(や聴覚・響き)が先に来る、これまでのようなたとえばオマージュや文脈・物語を持った表現で世界観を構築するのと逆で、「ぽさ」やテクスチャだけで自立する表現。そういったものの新しさに関心を寄せています。

我也開始關注另一種可能:讓視覺(甚至是聽覺、語感)先於意義存在。與過去透過致敬、脈絡或故事來建構世界觀的方式相反,或許僅憑某種「感覺」、某種質地,就足以成為獨立存在的表現形式。我對這種新的可能性抱持著濃厚的興趣。

Q1 簡単な自己紹介をお願いします。⎯⎯ 請簡單的自我介紹。

[JP]
アートディレクター/グラフィックデザイナーの中野築月です。京都の大学院を出て資生堂に入社し、五年半ほど勤めて独立。現在はフリーランスとして活動しています。デザインをはじめたのは、大学3年生の2015年。今年で丸10年、11年目の付き合いになります。今は商業から文化的な案件まで手がけるものは様々ですが、共通している思いとしては美学を感じるプロジェクトに携わりたいと考えています。

[CH]
我是藝術總監/平面設計師中野築月。從京都的研究所畢業後進入資生堂,約 5 年半後轉為獨立設計師,目前以自由接案的形式工作。我開始接觸設計是在 2015 年大學三年級的時候,今年正好滿 10 年,邁入第 11 年。如今從商業案到文化領域的專案都有涉獵,但始終不變的是,希望能參與那些能讓我感受到某種美學意識的案子。

中野築月 Website

Q2 ⾃分はどんなデザイナーだと思いますか?⎯⎯ 你認為自己是一位什麼樣的設計師?

[JP]
もともと言語優位なデザイナーだったと思います。ただ最近は、意識的に視覚を先行させる制作を心がけるようになりました。「美しさ」への執着は昔からあって──それは装飾的なものというより、端正さへの志向ですが──自分の一つの特徴になっていると思います。ここ数年は特に、詩情(Poetics)を持つデザインに強く惹かれています。

[CH]
我原本應該算是一位偏重語言的設計師。不過,最近我開始有意識地讓視覺先於語言來進行創作。
一直以來,我對「美」都有著強烈的執著——並非偏向裝飾性的華麗,而是一種追求洗鍊、節制的傾向——我想這也是自己的特徵之一。尤其這幾年,我更深刻受到帶有詩意的設計所吸引。

Q3 今回の提供作品の中から、⼀つまたは複数を選び、創作中の思いや考えを教えてください。⎯⎯ 請從這次提交的作品之中選擇一件或數件,和我們分享創作時的想法。

[JP]
2023年にブレーン誌で発表した「感じるブックジャケット」は、今も自分らしい作品だと感じています。
この企画は紙の宣伝も兼ねており、実際に雑誌に綴じ込まれて販売されました。ブックジャケットという機能から、小説で頭の中に思い描くあの茫漠としたイメージのようなものを題材として取り上げることにしました。
今回のお題の「スノーブル」という紙は白色度が非常に高くテクスチャが美しい紙です。真っ白な紙はつまり何もないアートボードであると考え、アプリケーション上の表示や画像データのような人工的でドライなデザインにトライしてみました。載せた写真は、iPhoneで撮影したものをぼかして再撮することで物理的にぼかしています。これはその時自分の中ではまっていた加工の手法でした。文字の配置にだけ、少し品格を持たせています。
フィジカルな魅力は紙や箔押しといった技法で支えられているものですが、ある意味でアノニマスなデザインを組み合わせることで、違和感が出ればいいなと考えました。小説という媒体の持つ人間的な豊かさと、ドライな視覚言語の緊張感との対比とも言えると思います。入れた文字要素は、タイトルでつけた「Sequence」と、その語が入った辞書の例文を機械的に選んでいます。

[CH]
2023 年發表於 BRAIN magazine 的〈Book Jacket: Senses〉(感じるブックジャケット),至今仍是我覺得很能代表自己的作品。
這項企劃同時肩負紙材宣傳的功能,因此作品實際上被裝訂進雜誌中販售。從書衣這項功能出發,我選擇將閱讀小說時,人們腦海中浮現的那種朦朧而難以捉摸的想像作為主題。
這次指定使用的紙張「SNOBLE」擁有極高的白度與優美的紋理。我將這張純白的紙視為一塊空無一物的畫板,嘗試以類似應用程式介面或數位圖像資料那樣,人工而無機質的視覺語言來進行設計。
作品中的照片,是將 iPhone 拍攝的影像刻意失焦後,再重新翻拍,藉由物理方式製造模糊效果。那是當時我很著迷的一種影像處理手法。至於文字編排,則刻意保留了一點優雅與格調。
作品實體層面的魅力可以透過紙材與燙箔等工藝來傳達,但同時我也試圖以一種近乎匿名、不帶個性的設計語言處理,希望能產生些微的違和感。這個作品也可以看作是小說所承載的人性與豐富情感,與冷調視覺語言之間形成的張力與對比。至於置入的文字元素,除了標題的「Sequence」之外,其餘則是機械式地從字典中挑選出包含該詞的例句。

Q4 普段、どのようにアイデアを⽣み出していますか?発想のプロセスや⼯夫していることがあれば教えてください。⎯⎯ 平常如何產生靈感?請告訴我們發想設計的過程,或發想時特別重視的部分。

[JP]
イメージの集積から作りはじめます。雰囲気や空気、質感など、言葉に集約できない要素を集める段階がまず最初に必要です。単に画像を集めるということだけではなく、自身の記録やエピソードなども含めて収集します。世の中にあるものを集めて共通項を探したり、私なりに解釈して一つの着地点を探っていきます。意味や文脈は作りながら付与していきます。その行き来を重ねてデザインに強度を与えていくイメージです。

最近読んで興味深く思った論考があり、『ムード・テクスチャが2020年代のひとつの表現におけるキーワード』という考え方に刺激を受けました。(参考:https://note.com/shadow0918/n/n805826fb2b33)ムードボードは視覚的な表現の制作手法として昔からありますが、より広範なクリエイションに使われ始めている。そこには美学が中心に据えられた考え方があるのではないかという考察です。まさにそこに私の関心があると思いましたし、言葉に集約せず視覚的特徴の集合から独自の表現を立ち上げていくことが、ある種の軽薄さ・表面性を逆手に取るような感じがして好感を持てるのと、私自身の制作プロセスとの共通性も感じました。最近、私の制作物は綺麗にまとめただけで意味性が弱いのではないか?と問い直していたんですよね。なので、「意味」について考えることも多いのですが、意味に対して視覚(や聴覚・響き)が先に来る、これまでのようなたとえばオマージュや文脈・物語を持った表現で世界観を構築するのと逆で、「ぽさ」やテクスチャだけで自立する表現。そういったものの新しさに関心を寄せています。

[CH]
我的創作通常始於大量意象的累積。我會先蒐集那些難以用語言概括的元素,例如氛圍、空氣感、質地等等,是一開始必要的步驟。這不只是單純地收集圖片,也包括自己的記錄、經歷與片段記憶。從世上既有的事物中尋找共通點,再透過自己的詮釋,慢慢摸索出一個可能的落點。至於意義與脈絡,則是在製作過程中逐步賦予的。透過這樣來回往返的過程,讓設計逐漸獲得強度。

最近讀到一篇很有意思的文章,其中提到:「Mood(氛圍)與 Texture(質感)將會是 2020 年代創作領域的關鍵字。」這個觀點對我產生了很大的啟發。
Mood board 從以前就作為一種視覺創作的方法,但如今,它似乎正被運用到更廣泛的創作領域之中。文章認為,其背後或許存在著一種以美學為核心的思考方式。我發現自己的觀點正是如此。不將事物過度收束成語言,而是從視覺特徵的集合中建立獨特的表現形式,這種方式彷彿是反過來利用了某種表面性,我對此頗有好感,也從中看見了與自己創作過程的共通之處。其實最近我一直在反問自己:我的作品是否只是被梳理得很漂亮,卻缺乏意義?因此,雖然我也經常思考「意義」這件事,但我也開始關注另一種可能:讓視覺(甚至是聽覺、語感)先於意義存在。與過去透過致敬、脈絡或故事來建構世界觀的方式相反,或許僅憑某種「感覺」、某種質地,就足以成為獨立存在的表現形式。我對這種新的可能性抱持著濃厚的興趣。

Q5 中野さんにとっての「デザイン」を教えてください。⎯⎯ 對你而言,「設計」是什麼?

[JP]
価値そのもの、まなざし、一方表層的な技術、手段、コミュニケーションの道具、好きなもの。

[CH]
設計是價值本身、觀看方式,同時是一種表層的技術、手段、溝通工具、我喜愛的事物。

Q6 仕事上はどんな役割を担っていますか?⎯⎯ 在工作中通常扮演什麼樣的角色?

[JP]
クオリティを担保すること──それに尽きます。そのためには、優れたディレクターであると同時に、優れたデザイナーでもある必要があると考えています。「いいと思うデザイン」と「そのプロジェクトで必要なデザイン」を両立させること。それが成り立つ仕事をしたいと、いつも意識しています。

[CH]
歸根究柢,就是確保品質。為此,我認為自己必須同時是一位優秀的總監,和一位優秀的設計師。也就是如何讓「自己認為好的設計」與「專案真正需要的設計」兩者共存。我一直希望自己從事的是這樣的工作。

Q7 中野さんにとって、仕事において最も満⾜できるのはどんな瞬間ですか?⎯⎯ 在工作中,最令你感到滿足的是什麼樣的時刻?

[JP]
自分の想像する基準を超えられたとき。デザインでも、仕事の進め方でも、関係性の構築においてもそうだと思います。

[CH]
當自己超越了原本所想像的標準時。無論是在設計本身、工作的推進方式,或是與他人建立關係的過程,我想都是如此。

Q8 仕事の時、⼀番出くわしたくないもの・出来事は何ですか?⎯⎯ 工作時,最怕遇到什麼(人、事、物)?

[JP]
「誤解」だと思います。悲しいことが起きる時は、大抵先方が求めることと私のできることがずれた時など、お互いの認識が異なっていた時です。そういったことがなるべく起きないように、きちんと話したりコミュニケーションを取ることが重要かと思います。たとえ残念な結果に終わったとしても、お互いに誤解したままで終わることは避けたいですね。

[CH]
我想是「誤解」。許多令人遺憾的事情,往往都發生在彼此期待與能力之間出現落差,或是雙方認知不一致的時候。因此,我認為最重要的還是好好溝通、確實交流,盡可能避免這類情況發生。即使最後的結果不如預期,我也不希望彼此帶著誤解結束。

Q9 もし中野さんがデザイナーではなかったならば、どんな形でこの社会に存在していると思いますか?⎯⎯ 如果今天不是設計師,你會以什麼樣的角色存在於社會中?

[JP]
大学2年の時、デザインを運良く選ぶことがなかったとしたら──たぶん言葉を選んでいたと思います。コピーライターや作家、詩人、教師、学者、そういったものに憧れていました。
私は大学時代の最初からデザインを専攻していたわけではなく、デザインはたまたま目の前に現れた進路という感じでした。もちろん長年の夢というわけでもありませんでした。それを寂しく思うことも時々ありますが、ただ色々なことに広く興味を持っていた時期が私を耕してくれたように感じます。

[CH]
如果大學二年級時,我沒有因緣際會地選擇設計這條路,大概會選擇語言吧。
我曾經憧憬過成為文案、作家、詩人、教師或學者。
其實從大學一開始,我並不是以設計為專業。設計對我而言,更像是一條偶然出現在眼前的道路,而不是長久以來的夢想。
有時候,我也會對此感到些許寂寞。但回頭看,那段對各種事物都充滿好奇的時期,某種程度上也成為滋養我的土壤。

Q10 仕事にひと段落ついたとき、おすすめのリラックス⽅法や癒しスポットがあれば教えてください。⎯⎯ 請告訴我們每當專案告一段落,推薦的放鬆方式或喜歡去的地方。

[JP]
昔は新聞を読むのが好きでしたが、今はYoutubeやSNSでひたすら情報を取り入れます。情報の濁流に自分を晒すことで、自分の悩みや困りごとなどが目立たなくなるような気がします。あまり良い習慣ではないかもしれません。あとは歩くといいみたいですね。ほんとうに辛い時は、もっと厳しい状況についてのノンフィクションの本などを読むこともあります。
もう少し長いスパンで言うと、旅に出ます。札幌、福岡、ソウル、関西はここ数年、年に一度は必ず訪れます。最近は行った先で人に会うようにもしています。旅に出ると、非日常だからか思考も整理されるし前向きになれます。私は空港が好きで行くだけで楽しいのですが、飛行機に乗ってどこかへいくというのも大切なことなのかもしれません。そもそも、一箇所にい続けられない性格なのかもしれませんし、旅に出ることで無理矢理にでも節目を作るような意識もあります。ちなみに、2拠点生活も今気になっているところです。

[CH]
以前我很喜歡讀報紙,但現在則是不斷從 YouTube 和社群媒體吸收資訊。把自己暴露在資訊的洪流之中,總覺得自己的煩惱與困擾就不會那麼顯眼。雖然這或許稱不上是什麼好習慣。
另外,散步似乎也很有效。真的非常難受的時候,我有時會去讀一些描寫比自己更嚴峻處境的非虛構作品。
如果以更長遠的時間尺度來說,我會去旅行。這幾年來,札幌、福岡、首爾以及關西地區,我幾乎每年至少都會去一次。最近也開始會在旅途的目的地與人見面。旅行讓我得以離開日常,也因此更容易整理思緒,重新變得積極。我很喜歡機場,光是去機場就讓人感到開心。而搭上飛機前往某個地方,或許本身也是一件重要的事。說不定,我本來就是無法一直待在同一個地方的性格。某種程度上,我也有意識地透過旅行,強迫自己創造出人生的節點。順帶一提,最近我也開始對雙據點生活產生興趣。

Q11 仕事以外に、夢中になっている趣味などはありますか?⎯⎯ 工作之餘,是否有特別投入的興趣?

[JP]
ここ数年夢中になっていて、強い影響を受けているのはK-POPと短歌です。
K-POPは、歌って踊るきらびやかな世界、プロフェッショナルなパフォーマンスとビジュアル・クリエイティブなど、美的好奇心から興味を持った気がします。ただ、いま一番気持ちが動くのは、メンバーのブラザーフッド/シスターフッドというか、共同体で表現をしたり、危機に立ち向かったりする物語を楽しんでいる部分だと最近気づきました。つまりただ消費するだけではなく、いわゆるファンとして追っているということになります。自分はアニメなどをあまり見ないのですが、自分にとってのリアルな「ワンピース」的な存在なのかもしれないなと思っています。ファンダムの一員だからこそ見える独自の文化・作法もおもしろいし、ナラティブができていくプロセスを見る感じ。あとは、表現のための表現というよりも、ビジネスやコンセプト、ファンありきの表現というところが、デザインに似ていて好きだなと思います。緻密に作られるプロダクトみたいな側面もありますよね。ちなみにそこから韓国語、韓国文学、日韓間の歴史にも興味がわきました。ちなみに今一番気になっているのはCORTISです。

短歌とは、31文字で作られる日本の短い詩歌の形式です。まず言葉の持つリズムが魅力です。文字通り「歌」ですし、声に出すとおもしろい。思えば昔からリズムに興味があるようでした。行間から情景を読み取るのも圧縮された情報を扱っているようで心地よいです。日本語の一つ一つの単語や助詞の持つトーンなどに興味が出て、2024年からは自分でも詠み始めました。まずはたくさん詠んでみて、一つの本を作りました。今回のインタビューを機に読み直してみましたが、初期衝動の塊のようで気に入っています。自分のごく個人的な記録のようなものですが、うまく表現のシステムのようなものを構築できたら面白いなと思っています。

[CH]
這幾年來最讓我著迷、深深影響我的,是 K-POP 和短歌。
最初會接觸 K-POP,大概是出於對美的好奇。唱跳兼具的華麗世界、專業的演出、視覺創意,都讓我十分著迷。不過最近我發現,真正最觸動自己的,其實是成員之間那種類似兄弟情誼/姐妹情誼的關係,以及他們作為一個共同體,一起創作、一起面對危機的故事。也就是說,我不單純只是消費這些內容,而是以「粉絲」的身分持續追隨著。我不太看動畫,但有時會覺得 K-POP 對我來說就像現實版《航海王》般的存在。正因為身處粉絲文化之中,才能看見其中獨特的文化與默契,也像是在見證一段敘事逐漸形成的過程。另外,比起為了表現而表現,我更喜歡 K-POP 那種建立在商業、概念以及粉絲基礎上的表現形式,這一點和設計很相似。它同時也像是一種被精細打造出來的產品。也因為這份興趣,讓我進一步開始關注韓文、韓國文學,以及日韓之間的歷史。至於最近最感興趣的團體則是 CORTIS。

短歌則是由三十一個音節組成的日本傳統短詩形式。首先吸引我的,是語言本身的節奏。短歌顧名思義就是「歌」,朗讀出來更有趣。回頭想想,我似乎從以前就對節奏很感興趣。透過字裡行間去想像畫面,有種在處理高度壓縮資訊的暢快。慢慢地,我開始對日文單字以及助詞所帶有的語氣與音調產生興趣,並從 2024 年開始嘗試自己創作短歌。我先大量地寫,最後整理成了一本書。藉著這次訪談重新翻閱,覺得它就像最一開始衝動的結晶,我很喜歡。雖然那更像是非常私人的記錄,但如果未來能夠將它發展成某種表現系統,我想應該會很有趣。

Q12 好みの書物と映画・ドラマを、⼀つずつ教えてください。⎯⎯ 請推薦一本你喜歡的書籍以及一部喜愛的電影/影集。

[JP]
小説では村上春樹「海辺のカフカ」が好きで、節目で読み返します。こないだ友達と話していたのですが、自分はおそらく主題よりもトーンや文体に興味があるようで、そのリズムに身を任せることが自分の読書体験なのだと感じます。海辺のカフカは勿論その主題性にも勇気づけられますが、登場する些細なエピソードの描写が好きです。読んだ方はわかるかもしれませんが、いつだって森の中の小屋に滞在してみたいし、森の奥に行ってみたいという思いがあります。
映画はあまり見ていないのですが、ミュージック・ビデオはたくさん見ていました。自分の構図の考え方や写真の扱いなどに影響していると思います。

[CH]
小說方面,我很喜歡村上春樹的《海邊的卡夫卡》,總會在某些時候重新讀一遍。
前陣子和朋友聊天時,我才意識到,自己或許比起作品的主題,更在意它的語調與文體。順著文字的節奏閱讀,本身就是我的閱讀體驗。
《海邊的卡夫卡》當然也會因其主題而帶給我力量,但我尤其喜歡書中那些細微日常的描寫。讀過的人或許會懂,我一直都很想住進森林中的小屋,也有種想去看看森林深處的念頭。
至於電影,其實我看得不算多,但以前看了很多的 MV。我想,自己對構圖的理解以及處理照片的方式,多多少少都受到它們的影響。

Q13 ⽇本や海外で、お気に⼊りのショップとその理由を教えてください。⎯⎯ 請告訴我們在日本或國外你喜愛的店家,以及喜歡的理由。

[JP]
月並みですが書店が好きです。独立系書店も普通の本屋も好きで、1日に3箇所いくこともあります。日本では福岡の「本屋青旗」、大阪の「LVDB BOOKS」、京都の「大垣書店高野店」、全国では「くまざわ書店」が好きです。海外では、オランダのアムステルダム市立現代美術館のショップが記憶に新しいです。台湾はまだ訪れたことがなく、ぜひ一度行きたいなと思っています。

[CH]
雖然有些老套,但我真的很喜歡書店。不論是獨立書店,還是一般的書店我都喜歡,甚至有時一天會跑上三家。日本的話,我喜歡福岡的「本屋青旗」、大阪的「LVDB BOOKS」、京都的「大垣書店高野店」,而全國連鎖書店的話,則喜歡「くまざわ書店」。至於海外,最近讓我記憶猶新的,是荷蘭阿姆斯特丹市立現代美術館的商店。我還沒有去過台灣,但一直很希望有機會能親自造訪。

Q14 優れたデザイナーには、どんな特徴・条件が備わっていると思いますか?⎯⎯ 你認為一位優秀的設計工作者,應該具備哪些條件?

[JP]
もちろん色々あるとは思うのですが、自分が接してきた中で優れていると思った人は、みなさん一様に言葉がうまいなと思います。デザインと一見関係がなくて意外かもしれませんが、もう少し正確にいうと言語化する能力が高い。プレゼンテーションで説得力を持たせるための道具といえばそうなのですが、もう少し個人的な使い方、例えば「何が好きか」「何故好きか」を話しているときなどにそれを強く感じます。もちろんそれを構造化が得意とか、自己分析的な視点を持っているとかいくらでも言えるとは思うのですが、結局のところは自分の作ったものや好きなものに対して誠実な態度を取り続けられているということに尽きるのではないでしょうか。

[CH]
當然這個問題的答案有很多,但就我接觸過的人來說,當中優秀的人都有一個共同點:很擅長運用語言。這點乍看之下似乎和設計沒有直接關係,但更精確地說,是他們擁有很強的「語言化能力」。
這固然可以作為讓提案更具說服力的工具,但我感受到更多的是一種更私人的能力。例如,當他們談起「自己喜歡什麼」、「為什麼會喜歡」時,那種力量尤其明顯。當然,也可以說是他們擅長建立結構、具有自我分析的視角等等,但歸根究柢,我認為那其實來自於面對自己的創作、所愛之物時,始終保持誠實的態度。

Q15 デザイン業界を⽬指しているデザイナーに、届けたいメッセージをお願いします。⎯⎯ 請給準備進入設計圈工作的朋友一些職前的建議。

[JP]
まずはデザインが好きなことがまずスタートラインになると思っています。好きだから作るし、好きだから調べるのかなと。作るにも、たくさんのことを知るにも自分を駆り立てるエンジンのようなものが必要で、それが好きという気持ちだと強いし、うれしい。好きだから成功するかといわれると、それはまた別の問題がたくさんあるのだろうと思いますが、必要条件だと思います。

[CH] 
首先我一直認為,「喜歡設計」本身就是起跑線。因為喜歡,所以會去創作;因為喜歡,所以會去研究。無論是創作,還是不斷吸收新知,都需要一個能夠推動自己的引擎,而如果那股動力來自於「喜歡」,它會是很強大、也很幸福的一件事。當然,喜歡並不等於一定會成功,其中還牽涉到許多其他因素,但我認為「喜歡」是一個不可或缺的必要條件。

Q16 今注⽬しているデザイナー、或いはデザインコレクティブと、その理由を教えてください。⎯⎯ 推薦一位你關注的設計師或設計團體,並告訴我們為何欣賞。

[JP]
韓国のグラフィックデザイナー・コレクティブに興味を持っています。韓国は日本と美術教育の構造が違ったり、社会的な特徴も異なるので、視覚的な言語としての差分を感じて面白いです。たとえば、HAUS ARDORYOUTHのビジネスと表現性を見事に両立している美学を持った仕事群だったり、STUDIOV1C3の縦横無尽に世界観を広げていく作字の感覚・強度のあるビジュアルディレクションは見るといつも背筋が伸びます。
日本では、Ryu Utsunomiyaさん、永良新Arata Nagaraさん。それぞれWEB, エディトリアルとそれぞれの領域で不思議な新しい取り組みをされていると思います。

[CH]
最近我對韓國的平面設計團體很感興趣。由於韓國與日本在美術教育體系以及社會背景上有所不同,因此能夠從中感受到視覺語言當中的差異,這點讓我覺得非常有趣。例如,HAUS ARDORYOUTH 的作品,同時兼顧商業性與表現性;STUDIOV1C3 則透過自由多變的字體創作,以及極具力度的視覺統籌能力,不斷擴張自身的世界觀,每次看到他們的作品,都會讓我不自覺地挺直背脊。
至於日本,我關注的是 Ryu Utsunomiya 與永良新(Arata Nagara)。兩人分別在網頁設計與編輯設計領域中,持續進行著一些令人感到新鮮而不可思議的嘗試。

編者Minyu Wen

比起先從故事、脈絡或概念出發,再建立作品的世界觀,中野さん近來更著迷於那些難以用言語說明的東西。他甚至開始思考,如果不急著賦予作品意義,只讓視覺本身先發生,作品是否也能夠成立?
在資訊氾濫的此時此刻,也許,那些只有身而為人才能感受的事物,反而會變得更加珍貴。同時,或許設計不一定要先被理解,才能被感受到。


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